2025.12.22
運動会の企画

リレーのバトンパスに学ぶ!チーム連携を高める5つのコツ|速さよりも“つながり”が勝敗を決める

リレーで行われるバトンパスは、ただの受け渡しの作業ではありません。

スピードが落ちないように走者同士が呼吸を合わせ、お互いを信じながら手を伸ばす動作にチームの力が凝縮されています。この姿は、まさに職場の構図と同じです。

本記事では、運動会やチームビルディング研修を企画する担当者の方に向けて、リレーのバトンパスの連携をテーマに、チーム課題の見える化や連携力の高め方を紹介します。

パスミスの原因からチーム課題の見え方、改善方法など、職場でそのまま使えるヒントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

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リレーは“チームの連携力”を映す鏡

リレーは、チームの連携力がそのまま結果に表れる競技だと言われています。

単に足が速い人を集めれば勝てるわけではなく、どれだけスムーズにバトンをつなげるかが勝利のカギです。

その理由として、以下の3つがあります。

  • バトンパスが失敗する理由=コミュニケーション不足
  • 「走る速さ」より「つなぐ意識」が結果を左右する
  • 業務における“引き継ぎミス”と同じ構図

それぞれのポイントを詳しく見ていきます。

バトンパスが失敗する理由=コミュニケーション不足

バトンパスが乱れる理由の多くは、走者同士のコミュニケーション不足にあります。

「どのタイミングで加速するのか」「どこで手を出すのか」といった細かい確認が曖昧だと、スピードが落ちたり、手が届かなかったりといったミスが発生するのです。

これは、職場での情報共有が不十分な状態とよく似ています。

「走る速さ」より「つなぐ意識」が結果を左右する

リレーはどれだけ足が速いメンバーがそろっても、バトンが安定しなければ勝つことができません。

全員が次の人にバトンを渡す準備と受け取る覚悟を持つことで、安定かつスピーディーなリレーが実現するでしょう。

チーム全体で同じ方向を向くことで、結果に大きな差が生まれる点は仕事のプロジェクトとも共通しています。

業務における“引き継ぎミス”と同じ構造

バトンパスのミスは、業務でよくある引き継ぎミスと同じ構造です。

相手が理解できる形で渡す、必要な情報を漏れなく伝えるなど、これらがそろって初めてスムーズにバトンをつなげます。

リレーは、日頃の業務連携を見直す絶好の教材とも言えるのです。

社内運動会でリレーを活用するメリット

社内運動会の定番でもあるリレーは、単なる競技としてだけでなく、チームワークを深める絶好のアクティビティでもあります。

リレーは走るだけのシンプルな競技と思われがちですが、実際にはコミュニケーションや戦略が求められる競技であり、職場の連携力を自然に引き出してくれます。

ここでは、社内運動会にリレーを取り入れることで得られる3つのメリットを紹介します。

  • 自然に生まれるコミュニケーション
  • チームごとの強み・課題の発見
  • 組織全体の一体感を高める体験型アクティビティ

それぞれ解説します。

自然に生まれるコミュニケーション

リレーは、走順を決めたりバトンパスの確認をしたりと、メンバー同士が自然と会話を交わすきっかけを生み出します。

普段あまり交流のない部署同士でも、勝つために協力し合うことで距離が縮まり、仕事に取り組む上での人間関係もスムーズになります。

コミュニケーションが苦手な人でも参加しやすいでしょう。

チームごとの強み・課題の発見

リレーでは、個々の走力だけでなく連携力や判断力、役割分担が勝敗を左右します。

そのため、参加するだけで各チームの強みや課題が明確になります。

「コミュニケーション不足」「役割分担がうまい」など、普段の業務と通じるポイントが多く、業務改善のヒントにつながるでしょう。

組織全体の一体感を高める体験型アクティビティ

応援が盛り上がりやすいリレーは、会場の一体感を醸成しやすい競技でもあります。

走っている人だけでなく、見ている人も一緒に全員で熱量を共有できるため、組織の一体感を高める効果が期待できます。

達成感や感動をともに味わえる体験型のアクティビティとして、社内の雰囲気づくりにも大きく貢献できるでしょう。

リレーを成功させる5つの基本フォーム

リレーでタイムを縮めるためには、派手なテクニックよりも、まずは正しいフォームを身につけることが近道です。

ここでは、誰でもすぐに取り入れられる5つの基本フォームを紹介します。

  1. しっかり腕を振る
  2. 背筋を伸ばす
  3. 目線を下げない
  4. バトンを持たない手はパー
  5. つま先で走る

詳しく見ていきましょう。

1.しっかり腕を振る

まず大切なのは、腕をしっかり振ることです。

肩から大きく振ることで、推進力が生まれ自然とスピードに乗りやすくなります。

2.背筋を伸ばす

続いて意識したいのが、背筋を伸ばす姿勢です。

体の軸が安定して左右のブレを防げるため、無駄のない走りにつながります。

3.目線を下げない

目線は下げず、遠くを見るように意識しましょう。

下を向いたり前傾し過ぎたりすると速度が落ちやすく、フォームが崩れる原因になります。

4.バトンを持たない手はパー

バトンを持っていない手は、パーにして力を抜くこともポイントです。

肩の力が抜けると、全身がスムーズに動くようになり、バトンの受け渡しの安定感にもつながります。

5.つま先で走る

最後につま先で走ることを意識しましょう。

そうすることで、軽やかなステップが生まれ加速しやすくなります。

バトンパス=“業務連携”の象徴

リレーの見どころであるバトンパスは、社内業務の連携力を象徴する存在でもあります。スピードだけでは勝てないように、仕事も“引き継ぎの質”が成果を左右します。

ここからはリレーの動きをヒントに、下記の流れに添って組織の連携を強くするポイントを紹介します。

  • タイミングと信頼の関係
  • テイクオーバーゾーンを活かす
  • 「持ち替えない」バトン術
  • 声をかける文化を作る

詳しく見ていきましょう。

タイミングと信頼の関係

一つ目は、タイミングと信頼の関係です。

バトンを渡す側と受け取る側は、互いを信じて最適なタイミングで動くことが重要です。先走り過ぎても、走り出しが遅れてもスムーズにバトンは渡せません。

業務の引き継ぎも「ここまで進んだら次へ渡す」という共通認識と信頼が必要です。

テイクオーバーゾーンを活かす

次のポイントは、テイクオーバーゾーンです。

リレーには、加速しながらバトンの受け渡しができるテイクオーバーゾーンがあります。

業務でも同じように余裕を持って情報共有できるテイクオーバーゾーンのようなものを作ることで、ミスや負担を減らし、スムーズに次の工程へ移れるようになります。

「持ち替えない」バトン術

無駄なくスピードをつなぐには、バトンを持ち替えないことが鉄則です。

これを業務に置き換えると、「誰が見ても迷わない資料や進行ルールを整えること」です。

これにより無駄な確認作業が減り、生産性がぐっとあがります。

声をかける文化を作る

最後に欠かせないのが、声かけです。

バトンパスの声かけと同じように、職場でも「今から渡します」「ここまで進めました」と自然に伝え合える文化があると、ミスや不安が大幅に減ります。

チームで実践できるバトンパス練習法

バトンパスは、リレーの勝敗を大きく左右する重要なスキルです。社内運動会でも、チームで簡単に取り組める練習を行うだけで、安定感が高まります。

ここでは、短時間でも効果が出やすい3つの練習法を紹介します。

  • ゾーン確認&タイミング合わせのペア練習
  • 声出しとアイコンタクトを組み合わせた信頼構築ドリル
  • 動作をスローで確認→実走で調整

それぞれ解説します。

ゾーン確認&タイミング合わせのペア練習

まずは、ゾーン確認とタイミング合わせのペア練習です。

走りながらバトンを渡す距離とタイミングの間隔を、お互いにつかむことが大切です。

テイクオーバーゾーンを実際に歩いて確認し、バトンを渡す側と受け取る側で「どこで加速し、どこで差し出すか」をすり合わせましょう。

声出しとアイコンタクトを組み合わせた信頼構築ドリル

続いて、声出しとアイコンタクトを組み合わせた信頼構築です。

「いくよ」「OK!」などの声かけと目線の合図をセットで行うと、お互いの動きが格段に読みやすくなります。

声を出すだけで安心感が生まれ、ミスも減るため初心者にも効果的です。

動作をスローで確認→実走で調整

最後はゆっくり動いてフォームを確認し、その後、実践に近い形で調整を行う練習法です。

段階的にスピードを上げることで、安定したバトンパスが身につきます。

チーム戦略で勝つ!バトンパスの“配置と声かけ”

リレーで勝つためには、「走者の配置」と「チーム全体の声かけ」が重要です。

どちらも少し意識するだけでタイムが大きく変わり、社内運動会でもその効果がはっきりと現れます。

具体的には、次の3点を意識しましょう。

  • 2走、4走にエースを配置し勝負所を明確化
  • カーブで右肩を内側に入れる
  • ポジティブな声かけがチームの一体感を高める

それぞれ解説します。

2走・4走にエース配置で勝負どころを明確化

勝負のカギを握るのは、2走と4走です。

2走は集団がばらけ始める区間のため、一気に差をつけやすく、エースを置くことで勝利につながりやすくなります。4走は逆転や逃げ切りが狙える区間です。

序盤とラストスパートに強いメンバーを配置するようにしましょう。

カーブでは右肩を内側に入れる

カーブでは、右肩を内側にいれるよう意識します。

それにより体のブレが減りスムーズに加速できるため、少ない体力で効率よく走れるようになるでしょう。

ポジティブな声かけがチームの一体感を高める

最後に、最も重要なのがポジティブな声かけです。

「いける」「大丈夫!」など、前向きな言葉が飛び交うだけで、チームの雰囲気は大きく変わります。

応援し合う空気が、一人ひとりの力を最大限に引き出してくれるでしょう。そして、このような工夫が、大きな勝利につながります。

まとめ

今回は、リレーのバトンパスを教材として、職場のチームワークを高める5つのコツを紹介しました。

リレーは、単に速く走るだけでなく、互いのタイミングを合わせ、信頼し合う動作にチーム力が凝縮されます。これは、職場の連携力を見直すヒントにもなるでしょう。

「リレーを通じてチームワークを磨きたい」「次の運動会をもっと盛り上げたい」という担当者の方は、ぜひ今回のコツを参考にして、職場のチーム力向上に役立ててください。

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