運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
企業運動会は、社員同士や家族との交流を深めるだけでなく、組織のエンゲージメントとチームビルディングを飛躍的に高める未来への一手となる投資です。
一方で、「上層部を納得させる目的設定」や「マンネリを打破する会場・種目」、「限られたリソースでの運営方法」といった切実な課題に頭を悩ませているご担当者様も多いのではないでしょうか。
本記事では、企業運動会を「単なるイベント」から「成功事例」へと進化させるための目的整理から、会場選びのポイント、そして参加者全員が盛り上がる種目の秘訣までを徹底的に解説します。
社内運動会の企画ならお任せください
創業16年、運動会屋はどこよりも真剣に楽しく「運動会」と向き合い続けて来ました。国内最大の運動会プロデュース企業「運動会屋」に是非お任せください!
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- 社内&部署間のコミュニケーション活性化、社内の士気や気運の向上など社内の問題も運動会で解決の糸口を

企業運動会を実施する目的とは?
まずは、運動会を単なるイベントで終わらせないために「実施する目的」をしっかりと整理しましょう。
企業運動会を実施する主な目的は、以下の5点です。
●社内交流の活性化とチームビルディング
●社員と家族のコミュニケーション促進
●健康経営の推進
●エンゲージメント向上と離職防止
●企業ブランディングへの効果
それぞれ見ていきましょう。
社内交流の活性化とチームビルディング
企業運動会は、普段は関わりのないメンバーが一つの目標に向かって協力する非日常の体験を提供します。
競技を通じて自然と協力し、励まし合うことで、オフィスでは見えなかった個々の個性やリーダーシップが発揮されます。
社員と家族のコミュニケーション促進
企業運動会に家族を招待することは、社員と家族間のコミュニケーション促進において最も効果的な手段の一つです。
家族は、イベントを通じて社員の同僚や職場環境を肌で知る貴重な機会を得られます。
その結果、家庭内での仕事に関する話題が増え、共通認識を育む土台となります。
家族という最も身近な理解者を得ることで、社員の仕事への意欲向上や、企業への帰属意識の強化にもつながります。
健康経営の推進
企業が社員の健康に積極的に投資する「健康経営」が注目される今、企業運動会はその具体的な施策の一つとなります。
企業運動会に向けた事前練習や当日の運動機会は、社員の運動不足解消や生活習慣病の予防、ストレス解消やメンタルヘルスの維持にも効果的です。
エンゲージメント向上と離職防止
企業運動会は、社員が「会社から大切にされている」と実感する最高の機会であり、エンゲージメント(愛着心・貢献意欲)を劇的に高めます。
その鍵となるのが、経営層や役員の積極的な参加です。役員が競技に加わることで、組織の一体感と風通しの良さが伝わり、企業文化への共感が深まります。
このエンゲージメントの向上が、社員の「長期的に会社に貢献したい」という意識を強め、離職率の確実な低下へとつながります。
企業ブランディングへの効果
企業運動会は、社内だけでなく、社外に向けて企業イメージを訴求する絶好のブランディング機会です。
熱気や一体感が伝わる社員の様子をSNSや採用ページで発信することで、「社員を大切にする」「活気あふれる企業文化」といった魅力を、求職者や顧客といったターゲット層にダイレクトにアピールできます。
この発信戦略は、採用活動における強力な武器となり、優秀な人材の獲得や企業価値の向上へと直結するでしょう。
全員が楽しめる!おすすめの運動会企画
企業運動会の成功は、「全員が心から楽しめる」ユニークな企画を用意できるかにかかっています。
ここでは、運動神経や年齢、立場を問わず、誰もが主役になれる企画アイデアを5つ紹介します。
健康をテーマにしたアクティブプログラム
健康経営が強く推進される今、企業運動会は社員の健康意識を高める絶好の機会です。
運動会に体力測定ブースを設けることで、普段運動しない社員は自身の健康を見つめ直すきっかけを、運動習慣のある社員は力試しの場を得られます。
さらに、予算に応じて「体力診断コンテスト」などで賞品を用意すれば、社員の参加意欲は格段に高まり、継続的な健康行動への強力な動機付けとなるでしょう。
社員+家族参加型のファミリーイベント
企業運動会は、社員のエンゲージメント向上と家族サービスを両立できる最適な機会です。
家族が社内行事に参加することで、社員同士の家族ぐるみでの交流が生まれます。同時に、家族は社員の同僚や職場の雰囲気を肌で感じられる大きなメリットがあります。
特に、大人から子供まで楽しめる競技を用意すれば、運動会は家族の恒例イベントとなり、イベント後も社内・家庭内の両方で自然とコミュニケーションのきっかけが生まれやすくなるでしょう。
チームごとの出し物や余興で盛り上げる
競技と競技の合間にチーム選抜メンバーによる出し物の時間を設けることで、運動会全体を高いエンターテイメント性を持つイベントへと格上げできます。
出し物の内容は、事前に念入りに練習するダンスや寸劇といった本格的な演目から、短い相談時間で楽しめるぶっつけ本番のゲームコーナーまで幅広く選択可能です。
家族参加型であれば、お子様向けのミニゲームを用意するのも喜ばれるでしょう。
チームカラーやオリジナルグッズで一体感を演出
企業運動会は動きやすい服装が基本ですが、チームカラーやオリジナルグッズを導入するだけで、視覚的な一体感と高揚感が劇的に増します。
【視覚的効果を高めるアイデア例】
●チームカラーのタオルやハチマキ
●Tシャツへのチームロゴやカラーテープの装飾
●顔へのチームカラーペイントやタトゥーシール
●チームカラーの応援グッズ
これらのグッズのデザイン相談や準備を進める過程が、チーム内の交流を促進し、結束を深める貴重な機会となるでしょう。
運動が苦手な人でも楽しめる「工夫した競技」
「運動会=体育会系だけが活躍する場」というイメージを払拭するため、特別な運動能力を必要としない競技を意図的に組み入れましょう。
たとえば、知恵が試される借り人競争での難解な「お題」、協調性が鍵となる長縄跳びでの「タイミングを合わせる力」、全員が座って行う「ウェーブ」や「大玉運び」などが有効です。
これらの工夫により、運動が苦手な社員でも体力以外のスキルでチームの勝利に貢献でき、「自分もチームの戦力だ」と感じられる環境が生まれます。
盛り上がる競技種目アイデア集
運動会を成功させる鍵は、参加者全員が熱狂し、記憶に残る競技種目の選定にあります。
そこで、「運動が得意な人だけが活躍する」というマンネリを打破するため、定番からトレンド、そして企業ならではのオリジナル企画まで、エンゲージメントを高めるアイデアを厳選して紹介します。
定番競技:玉入れ・綱引き・リレーなど
誰もがルールを知る定番種目で一体感を生み出しましょう。
玉入れは戦略とスピードが試され、綱引きは部署の団結力と強い達成感をもたらします。そして、運動会の花形リレーは、会場全体が最高の興奮に包まれるでしょう。
いずれも準備が簡単で、時代を超えて愛される盛り上がりが保証されています。
人気競技:借り人競走・人間ボーリング・大縄跳び
非日常的な要素とチームワークを重視した人気競技で、笑いと一体感を高めましょう。
借り人競走は、社内ならではのユニークなテーマを設定することで、部署や役職を超えた交流と笑顔を促進します。巨大なボールで社員を倒す人間ボーリングは、誰もが笑顔になれて、SNS映えも抜群です。
そして、運動能力より全員のタイミングが鍵となる大縄跳びは、最高のチームワークを試すために最適の機会となるでしょう。
ニュースポーツ:ジャイアントバレー・バブル相撲
普通の運動会では味わえない、新鮮な体験とSNS映えを提供するニュースポーツを取り入れましょう。
ジャイアントバレーは、直径1m超の巨大ボールを使うため、運動能力に関係なく誰もが参加できます。全員の協力と作戦が勝利の鍵となることがジャイアントバレーの醍醐味です。
バブル相撲は、安全なバブルを装着して思い切りぶつかり合えるため、日頃のストレス発散にも最適です。
予想外のコミカルな動きが生まれ、会場を大いに沸かせるでしょう。
ファミリー向け:親子リレー・紙飛行機飛ばし
家族参加型なら、子供も大人も一緒に楽しめる種目が必須です。
親子リレーでは、手をつないだりおんぶしたりする親子の微笑ましい姿が会場を和ませ、社員の「家族サービス」に直結します。
また、競技前に親子で飛行機を作り、飛距離を競う紙飛行機飛ばしは、運動能力に左右されないため、年齢を問わず誰もが真剣かつ平等に楽しめる魅力的な種目です。
企業ならではのオリジナル競技
運動会の目的に合わせて、企業独自のストーリーや文化を盛り込んだオリジナル競技を考えましょう。
たとえば、巨大なマウスなど業務アイテムを運ぶ「備品争奪戦」や、商品・サービスに関するクイズやミッションをクリアしながら進むことで事業理解を深める「ミッションリレー」といった競技が挙げられます。
これらのオリジナル競技は、企業文化を象徴する最高の思い出となるでしょう。
会場選びのポイント
会場選びは、企業運動会を成功に導くための最初の大きな関門です。
最適な場所を決めるためにも、以下の3つの重要なポイントを必ず押さえておきましょう。
●屋外と屋内のメリット・デメリットを把握する
●競技内容と参加人数に応じて選ぶ
●アクセスや設備、雨天対応の確認をする
それぞれ解説します。
屋外と屋内のメリット・デメリットを把握する
会場選びの際、屋外と屋内の特徴と、それぞれが企画に与える影響を理解しておくことが成功の鍵となります。
項目 | 屋外 | 屋内 |
メリット | 開放感があり、大規模競技が可能。コストを抑えやすい。 | 天候に左右されない。年中開催可能。設備が整っていることが多い。 |
デメリット | 天候リスクが非常に高い。日差し・寒さ対策、設備不足が課題。 | 利用料が高額になりがち。予約が取りにくい。スペースに制限がある。 |
それぞれの特性を最大限に活かすことで、参加者にとって快適で満足度の高い体験を提供できます。
競技内容と参加人数に応じて選ぶ
競技内容と参加人数に応じて、会場を選びましょう。
リレーや綱引きに必要なメインスペースはもちろん、参加人数に応じて、競技に参加していない人がゆったり休憩できる待機エリアや動線を十分に確保できるかどうかを必ず確認してください。
アクセスや設備、雨天対応の確認をする
会場選びは、広さの確認はもちろんですが、参加者の利便性と運営のスムーズさを確保するため、次の3つの重要項目を必ずチェックしましょう。
●アクセス環境: 公共交通機関の利便性や十分な駐車場の台数
●利用可能設備:音響、マイク、更衣室や救護室など
●屋外会場の雨天対策:「雨天時プラン」や同施設内の体育館の確保や予備日の設定
これらの確認事項を押さえることで、単なる場所の確保ではなく、イベントの成功につながる「戦略的な会場選び」が実現します。
プロの専門家に依頼するメリット
大規模なイベントや運動会を成功させるには、企画・準備から当日運営、そしてリスク管理まで、非常に多くのタスクが発生します。
こうした課題を解決し、コア業務に集中するためには、イベント運営のプロへの委託が最も効果的です。
プロに委託することで、以下のようなメリットが得られます。
●初めてでも安心!成功のノウハウを活用できる
●目的に沿った企画や競技を提案してもらえる
●会場・備品・当日の運営を丸ごとサポートしてくれる
それぞれ見ていきましょう。
初めてでも安心!成功のノウハウを活用できる
プロのイベント会社は、数多くの実績から質の高い運営ノウハウを豊富に持っています。
企画立案から集客、当日運営まで、その専門知識と経験を活用することで、初めての企画でも参加者が心から楽しめる高いクオリティのイベントが実現します。
さらに、万が一に備えた救護体制や天候急変時の対応など、専門的なリスクマネジメントが徹底されるため、担当者はコア業務に集中し、安心してイベントを開催できます。
目的に沿った企画や競技を提案してもらえる
プロのイベント会社は、企業の課題や目標を深くヒアリングした上で、その目的に合わせた最も効果的な競技プログラムを提案します。
また、プロの洗練された演出や効率的な進行を間近で見ることは、次回以降のイベント開催に活かせる貴重なノウハウの蓄積にもつながります。
会場・備品・当日の運営を丸ごとサポートしてくれる
プロのイベント会社は、イベント運営で最も手間のかかる「手配」と「実行」の業務を全面的にサポートしてくれるため、タイムスケジュール通りの円滑な運営が可能です。
特に大きなメリットは、複数の業者との調整窓口が一本化されることです。これにより、主催者側のコミュニケーション負担と業務負担が大幅に削減され、担当者は企画や戦略といったコア業務に集中できます。
まとめ
企業運動会を単なるイベントで終わらせず、確かな成果につなげる鍵は、「目的の明確化」「全員参加型の企画」、そして「プロによる確実な運営」の3つの要素を高いレベルで実現することにあります。
これから企業運動会の開催を検討されるご担当者様は、ぜひ本ガイドで解説した秘訣をご活用いただき、企業の未来につながる最高の運動会を実現してください。