運動会屋が発信する運動会に関するコラムです

親睦を深める行事として、近年再び注目を集めている社内運動会。あらかじめ競技が用意されていた子どもの頃の運動会とは違い、大人の運動会は自分たちで競技を考えなければなりません。
運動会の幹事をすることになり、「みんなで楽しめる競技は?」「どんな競技だと親睦を深められる?」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、大人でも楽しめる社内運動会でおすすめの競技をご紹介します。
社内運動会の競技の選び方
社員全員が夢中で楽しめる運動会にするためには、競技選びがとても重要です。
ここでは社内運動会の競技の選び方についてご紹介します。
運動能力・運動神経に左右されない競技を中心に
幅広い世代の社員がいる会社では、年齢や性別に関わらずに楽しめる競技を選ぶことが大切です。
そのために、運動能力・運動神経に左右されない競技を中心に選びましょう。
運動能力・神経だけで勝敗が決まる競技ばかりだと、活躍できるのは運動能力・神経の高い社員に集中してしまいます。
「自分は活躍できないから…」と競技への参加に消極的になる人も出てくるでしょう。
単純に走るスピードや力の強さだけで勝敗を決めず、「運」や「チームワーク」などの要素を取り入れた競技がおすすめです。
ルールが分かりやすい
「参加者に楽しんでもらえるよう、工夫した競技にしよう!」と考えるのは大切ですが、ルールが分かりづらくなってしまわないように注意が必要です。
社内運動会にはたくさんの人が参加するので、ルールが分かりやすく、誰にでも勝敗が明確に分かる競技にしましょう。
難しすぎて理解できない人が多かったり、長い説明が必要だったりする競技は、本番でスムーズに進められなくなる可能性が高いです。
競技が始まるまでに時間がかかりすぎると、せっかく盛り上がった場も冷めてしまいます。
コミュニケーションをとれる
社内運動会は、部署や役職が違う人や普段関わりのない人とも関われる良い機会です。
しかし個人で競う競技ばかりだと、応援することはあってもコミュニケーションはなかなか生まれません。
よりコミュニケーションをとりやすい競技を選びましょう。
チームワークが必要とされる競技だと、チームが一丸となって勝利を目指すのでコミュニケーションが生まれやすくなります。
例えば借りもの競走や騎馬戦といったチーム内での声掛けが必要な競技がおすすめです。
社内運動会のおすすめ競技

とことん社内運動会を楽しむための競技をいくつかご紹介していきます。
みんなが楽しめる!定番競技
まずは、定番競技を見ていきましょう。
子どものときに慣れ親しんだ定番競技は、すでにルールが分かっているのでみんなが楽しめます。
そのまま楽しむのはもちろん、少しアレンジを加えてみるのもおすすめです。
◆借りもの競走
借りもの競争は、「ボールペン」「赤いもの」など借りるものが書かれたくじを用意しておき、それを見つけゴールするまでを競う競技です。
借りるものを見つけるためには、必然的に周りの人に声をかけていかなければなりません。
普段は話したことのない人から借りることもあり、コミュニケーションのきっかけになります。
アレンジとして、物ではなく「借り人競争」にするのもおすすめです。
「世界一周していそうな人」「面白い人」「モノマネが得意そうな人」といったお題を用意しておき、それに当てはまる人と一緒にゴールし、そのエピソードやモノマネを披露してもらいます。
社員の意外な一面を知ることができる競技です。
◆綱引き
2チームに分かれて綱を引っ張り合い、どちらに動いたかで勝敗を決める綱引き。
シンプルなルールで単純に見えますが、実際にやってみると意外と奥が深い競技なんです。
「力の強い人がいるかどうか」だけではなく、並ぶ順番や掛け声のペースなど様々な要因で勝敗が左右されます。
一度にたくさんの人数が参加できるので、チーム全員参加で団結して挑めるのも魅力です。
◆リレー
運動会のトリを飾る競技として定番のリレー。
速い人だけが活躍する競技に思えますが、社内運動会で行うなら選抜ではなく「全員リレー」がおすすめです。
チーム全員が走ることで、みんなで盛り上がれます。
全員リレーは、誰が何番目に走るか作戦を練ることがとても重要です。
作戦を練るためにチーム内でコミュニケーションが生まれるでしょう。
◆二人三脚
二人三脚は2人の息を合わせなければ、転ばずスムーズにゴールできません。
コミュニケーションが大切なので、社内運動会にはぴったりな競技でしょう。
人数を増やして、より難易度の上がる三人四脚や、四人五脚に挑戦してみるのもおすすめです。
二人三脚よりもさらにチームワークが必要とされて、盛り上がります。
◆ドッジボール
ドッジボールは、小学生の頃の休み時間に遊んだ人も多いのではないでしょうか。
男性の投げるボールは力強いので、恐怖を感じる人がいたりケガの元になったりすることもあります。
社員数が多くて男女の割合にそれほど差のない会社なら、男女を分けてドッジボールを行うのも良いでしょう。
男女別にしてしまうと人数が少なすぎる場合は、男性にハンデを与えるのがおすすめです。
例えば男性のみ左手で投げたり、上から投げるのを禁止したりすることで、性別や年齢問わずみんなで楽しめるようになります。
コートを円形にしたりボールを風船にしたりアレンジを加えると、一味違った新鮮なドッジボールになって、みんなが夢中になれるでしょう。
運動神経だけじゃない!頭を使う競技
運動会なのでどうしても体を動かす競技に偏ってしまい、運動が苦手な社員にとっては少し抵抗感があるかもしれません。
そこで、体だけでなく頭を使う競技も取り入れましょう。
◆会社PR競走
社内運動会でチーム一丸となって勝利を目指す姿勢、普段の業務にも活かしてほしいですよね。
そこで愛社精神を育むために、「会社PR競争」を競技に取り入れてみてください。
まず一斉に走者がスタートして、定点で会社PRを行います。各チームから審査員を1人ずつ出して、それぞれのPRをについて得点や合否を決めてもらいます。得点やゴールまでのタイムを総合して、勝敗を決めます。
技術職や事務職など、自社をPRする機会があまりない職種もありますよね。そんな職種の人にとっては、会社について改めて考える良いきっかけにもなります。
◆ジェスチャー伝言ゲーム
伝言ゲームは、1列に並び、お題を前から後ろの人へと伝えていきますが、これにジェスチャーを取り入れると、運動会にぴったりな競技になります。
まずは前の人だけにお題を知らせて、それを後ろの人へジェスチャーで伝えていきます。
最後尾の人が正しいお題を答えられるまでの時間で、順位を決めます。
「歌舞伎」や「オリンピック」など少し難しいお題を入れておくと、盛り上がります。
ユニークな競技
社内運動会を毎年行っていると、定番競技ばかりでは飽きてしまいますよね。
そこで、ユニークな競技も用意しましょう。
◆鬼ごっこ玉入れ
ポールの先端に取り付けたカゴを目掛けて玉を投げる玉入れ。
ルールが分かりやすくて誰でも楽しめる競技ですが、もうひと工夫して「鬼ごっこ玉入れ」にしてみましょう。
玉を入れるカゴをポールに固定せず、ライバルチームの人が背負います。
カゴ役の人は、鬼ごっこの要領で敵チームに玉を入れられないよう逃げます。
逃げ回るカゴにいかに多くの玉を投げ入れられるかが、勝敗の決め手です。
カゴ役の人はずっと走り回らなければならないため、かなりハードです。制限時間を短めに設定しておくのがおすすめです。
◆ダンシングしっぽとりゲーム
しっぽとりゲームは、紐やリボンなどの「しっぽ」を用意して、ズボンのゴムに挟んで取り合う競技です。
体力のある子どもだったら長時間走り続けられますが、日頃、運動していない大人にとって、ずっと走り回りしっぽを取り合うのはかなりきついですよね。
「ダンシングしっぽとりゲーム」は、しっぽとりの最中に音楽が鳴ったらダンスをするのがルールです。
ダンスをしている間は走らなくても良いので、ほんの少しだけ休憩になります。
ダンスは最初に決めた振り付けをレクチャーするのでも、完全オリジナルで踊ってもらうのでも、どちらでも良いでしょう。
普段真面目に仕事をしている人が意外にもノリノリで踊っていたり、ちょっと下手だったり、意外な一面が見られるので盛り上がります。
参加人数が少なければ、個人戦にするのもおすすめです。
円で囲んだ敷地の中、1対1でしっぽを取り合います。
敷地を狭くしておけば、走り回る範囲も狭くなるので体力の消耗を抑えつつ楽しめます。
◆後ろ向きリレー
「後ろ向きリレー」は、その名の通り普通のリレーの走り方を後ろ向きに変えた競技です。
普段の生活の中で、後ろ向きに歩いたり走ったりする機会なんてほとんどないですよね。
みんな慣れていないからこそ、運動神経に関わらず楽しめる競技です。
後ろ向きに進むのは不思議な感覚で、スピードが付きすぎると転んでしまいます。
前向きだとスムーズにできるバトンタッチも、後ろ向きだと少々手こずるので、コミュニケーションを取るきっかけになるでしょう。
◆バブル相撲

今話題の「バブルサッカー」。普通にサッカーをしても楽しめますが、少し変わった競技にしたいならバブルボールを使った相撲がおすすめです。バブルボールの中に入り相撲を取ります。相手をエリアから出した方が勝ちです。
バブルでぶつかり合うので痛みを感じづらく、安心して戦えます。勢いよくぶつかって、跳ね返されるのも面白いもの。相撲をとる方も見ている方も楽しめる競技で、白熱した戦いになること間違いなしです。
会社ならではの競技
会社ならではのオリジナル競技を作って見てはいかがでしょうか。業種別に、具体例をご紹介します。
◆運輸・物流業:ダンボール積み上げ競争やダンボールリレー
運送業系会社なら、馴染みの深いダンボールを使った競技がおすすめです。例えば、ダンボール積み上げ競争。制限時間内にどれだけダンボールを積めるかを競います。ダンボールの大きさごとにポイントを決めると盛り上げるでしょう。
積み上げた状態のダンボールをリレーでつなぐ、「ダンボールリレー」もおすすめ。走る速さや体力だけでなく、バランス感覚が問われる競技なので、年代や性別、体力に関係なくみんなで楽しめます。
◆金融業:お札数え競争
例えば銀行員なら欠かせない、紙幣の枚数を数えるスキル。そこでおすすめなのが、お札数えのタイムを競う「お札数え競争」です。
個人戦でも良いですが、チーム戦にすると新人社員もベテランも一緒に盛り上がれます。あらかじめチームを決めておけば、本番までの練習にも熱が入るはず。社内運動会に向けて練習することで、普段の業務に活かせるスキルを楽しみながら身に付けられます。
みんなが楽しめる競技を選ぼう

今回は、社内運動会でおすすめの競技をご紹介しました。運動会は、子どもだけのものではありません。定番からユニークなものまで、大人でも夢中になって楽しめるような競技がたくさんあります。
社内運動会が盛り上がるかどうかは、競技選びが重要なカギとなります。せっかく開催するなら競技にこだわって、大いに盛り上がり、更に親睦を深められる社内運動会を、一緒につくりましょう。
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