2023.11.27
運動会の効果

社内研修を運動会で完結!メリット満載の社内運動会を取り入れよう!

社内研修は、社員のスキルアップやモチベーションアップ、チームビルディングなどを目的として実施されます。

しかし、従来の座学やグループワークといった研修は、社員の興味や関心を惹きづらいという課題があります。

そこで注目されているのが、社内運動会を研修に活用する方法です。

社内運動会は、社員が楽しみながら参加できるイベントであり、研修効果があるだけでなく、さまざまなメリットをもたらすことができます。

今回は、社内運動会で得られる研修効果とメリットについて解説し、コミュニケーション促進やチームビルディング強化におすすめの競技種目も紹介します。

「運動会で社内研修ができれば」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

社内研修は運動会でできる!

社内研修は運動会でも行うことができます。

例えば、運動会を通して下記のような社内研修が可能です。

●チームによる競い合いはチームビルディングに

●集団行動は社内コミュニケーションの活性化に

●チームの引率はリーダーシップの育成に

●競技攻略は戦略・戦術などのスキル向上に

それぞれ解説します。

チームによる競い合いはチームビルディングに

運動会の競技では、チームで協力し合いながら目標を達成することが求められます。

これは、仕事でも必要とされるスキルであり、チームビルディングにも大変有効です。

共通の目標に向かって努力することで、チームの結束力が強まり、一体感が生まれるでしょう。

集団行動は社内コミュニケーションの活性化に

社内運動会は、社員全員が参加する大規模なイベントです。

運動会での集団行動によって、普段は交流の少ない社員同士や部署間のコミュニケーションが活性化します。

特にリレー競技などでは、個々の力だけでなく、集団全体で目標に向かって進むことが求められるため、スムーズな連携が欠かせません。

このような非日常的な環境での交流は、新たな発見や理解を生み出し、社内コミュニケーションの質の向上につながります。

チームの引率はリーダーシップの育成に

運動会では、各チームのリーダーがチームを引率するため、リーダーシップを育成する絶好の機会と言えます。

リーダーは、チームの意思統一や戦略立案、メンバーのモチベーション管理など、多岐にわたる役割を果たす必要があるでしょう。

競技攻略は戦略・戦術などのスキル向上に

運動会の競技には、体力を競うだけでなく、状況に応じて柔軟な戦略や戦術を立てることが求められます。

これはビジネスにおいても必要なスキルであり、競技を通して磨くことで普段の業務でも柔軟かつ効果的な問題解決が可能になります。

その他の社内運動会がもたらすメリット

社内運動会がもたらすその他のメリットとして挙げられるのは、下記の4つです。

●健康増進と体力向上につながる

●家族参加で会社への理解や想いを伝えられる

●社員のモチベーションアップと離職率の低下につながる

●比較的低予算で開催できる

それぞれ解説します。

健康増進と体力向上につながる

社内運動会は、社員の健康増進と体力向上に寄与します。

定期的な運動は心身の健康を保つために不可欠であり、仕事のパフォーマンス向上にもつながるでしょう。

家族参加で会社への理解や想いを伝えられる

社内運動会には、社員の家族も参加できるケースが多いです。

会社の雰囲気や仕事への熱意などを感じることで家族の理解が深まり、社員本人のワークライフバランスも向上します。

社員のモチベーションアップと離職率の低下につながる

楽しい社内運動会は従業員のモチベーションを向上させ、仕事への意欲を高める効果があります。

その結果、離職率の低下につながり、安定的な人材確保が可能です。

比較的低予算で開催できる

運動会は、プログラムや規模を工夫することで比較的低予算で開催できるというメリットもあります。

大規模な研修やセミナーに比べて、社内運動会の開催費用は格段に低く抑えられます。

チームビルディングに効果がある競技種目

社内運動会でチームビルディングの効果を高めるためには、チームワークやコミュニケーションが求められる競技種目を選ぶことが大切です。

チームビルディングに効果がある競技種目は下記の9つです。

●玉入れ

●障害物競走

●二人三脚

●大縄跳び

●綱引き

●リレー

●ムカデ競争

●大玉転がし

●宝探し

それぞれの競技について説明します。

玉入れ

「玉入れ」は、チーム全員が一丸となって、最も効率的な方法で玉を入れることで勝利できる競技です。

協力や連携、戦略が求められるため、的確なコミュニケーションと共同作業の重要性を感じられるでしょう。

障害物競走

「障害物競走」は、個々の能力とチームワークが試される競技です。

障害を乗り越えながら最速でゴールを目指すことで、困難を共に乗り越える経験を積むことができます。

二人三脚

「二人三脚」は、ペアでの連携が必要な競技です。

深い信頼関係とコミュニケーションが求められ、一緒に歩くことで、相手の動きを理解し、協調性を養うことができます。

大縄跳び

「大縄跳び」は、チーム全体が一つになって行動しなければ勝つことができない競技です。

リズム感やタイミングが重要であり、息を合わせて一緒に跳ぶことで一体感が養えます。

綱引き

「綱引き」は、力と戦略、チーム全体の連携が求められる競技です。

力を合わせて綱を引くことで、結束力を強めることができます。

リレー

「リレー」は、迅速で正確なバトンタッチが勝敗を左右し、個々の能力やチームワークが必要となる競技です。

バトンをつなぐことでチームの連携を深められるのはもちろんのこと、タイムリーなコミュニケーションや効率的な仕事の進め方も身につけられます。

ムカデ競争

「ムカデ競争」は、複数のメンバーが連携して進む競技です。

協調性とリーダーシップが試され、一緒に進むことで、予期せぬ状況に柔軟に対応する力やチーム全体の一体感が養われます。

大玉転がし

「大玉転がし」は、大きなボールを協力しながら転がして進める競技です。

ゴールに向かって力を合わせることで、共通の目標を達成する重要性が理解できます。

宝探し

「宝探し」は、メンバー同士の情報共有や戦略が重要となる競技です。

宝を見つけるためには、スムーズな情報共有とそれをもとにした的確な戦略が欠かせません。

問題解決能力や協力する力を高める良い機会となるでしょう。

まとめ

社内運動会は、単なる娯楽だけでなく、チームビルディングや社員のスキル向上など研修としても大きな効果があるイベントです。

競技ごとにそれぞれ異なる能力や資質が求められ、楽しい雰囲気の中で実践的なスキルを向上させることができます。

また、社員の健康増進や体力向上、モチベーションアップにもつながり、低予算で開催できることから、会社にとって手軽かつ効果的な研修プログラムとなり得るでしょう。

特に、今回紹介した玉入れや障害物競走、二人三脚などの9つの競技は研修効果が高いのでおすすめです。

ぜひ、研修の一つとして、社内運動会の実施を検討してみてください。

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