運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
運動会の道具はレンタル?購入? 比較してわかったこととは
運動会シーズンが近づいてきましたが、運動会の道具の準備は万全ですか?
この記事では、道具の点検のポイントから道具をレンタルした場合と、購入した場合、それぞれのメリットをご紹介していきます。
運動会の道具 チェックポイント
使用する前に行っておきたいのが運動会の道具の点検。
通常、運動会の道具は年に1度のメンテナンスで十分ですが、使用方法や保管状態によって寿命が縮まってしまうことがあります。
年に1度のイベントですから、事前のチェックで、安全安心な楽しい運動会にしたいですね。
道具をレンタルした場合、点検は業者がしているので安心ですが、もし道具をお持ちの場合は、使用前には必ず事前チェックをしてください。
当社のレンタル部門、運動会レンタル.comのスタッフが行っているチェックポイントをご紹介します。
①綱引き:綱
・「きんく(よじれ)」が発生して絡まっていないか
・ちぎれかかってないか
・保管場所は適切か
綱には馬の油をしみこませています。油は水に弱いので雨に当たらず湿気のない場所で保管してください。
②大玉転がし:大玉
・小さな穴がないか、空気を入れて空気漏れをチェック
③玉入れ:玉入れカゴと玉
・留め具が破損していないか
・ねじが回るか
・玉入れ玉が破けてないか
・玉入れカゴも綱同様、サビないように室内保管がオススメ
購入のメリットを紹介
メリット① いつでも練習ができる
最大のメリットは、練習したい時いつでも何度でも使用できることです。
レンタルの場合、3泊4日などの長期レンタルを実施している業者もありますが、いつでも使える状態にある、ということは大きなメリットです。
メリット② 天候によるトラブルの心配がない
レンタル業者を利用した場合、雨天延期によるキャンセル・レンタル延期料・配送時に問題が起こり到着が遅れるなど、予期せぬトラブルが起きることです。道具を購入しておけば、そういった場合の対応の煩わしさがありません。
※保証サービスなどを設けている業者もあります
道具レンタルのメリットを紹介
メリット① いろいろな競技にチャレンジできる
長い歴史のある運動会ですが、時代とともに競技は少しずつ変化しています。
子どもたちのチャレンジ精神を育む目的で、今までとは違う競技を行うため、道具の種類が豊富なレンタル業者を利用する学校が増えています。
また、コロナ下で保護者から「感染対策はきちんとしてほしい」「感染できないなら配信サービスをしてほしい」といった声が聞かれます。このため、距離が保てる競技の道具類や、パーテーションやテント、オンライン配信なども業者に依頼する傾向にあります。
メリット② 空いたスペースを活用できる
校庭や体育館を持たない都市部の学校では、運動会の道具は全てレンタルという学校が多い傾向にあります。
道具をレンタルすれば、空いたスペースは部活の道具類を保管するなど有効活用できます。
メリット③ メンテナンスや設営の負担が減る
レンタル品は常に業者によって安全かつ清潔に保たれています。
運動会の担当者に任される事前のメンテナンスの業務を減らすことができます。またレンタル品の中には、組み立てやすいテントや大玉専用空気入れもあるので、当日の設営も楽になり、時間も短縮できます。
メリット④ 予算取りがしやすい
レンタル品は購入と比べて約3分の1の金額で利用できるため、リーズナブルです。
また、毎年レンタル品を使うのであれば、運動会の予算をあらかじめ設定しやすく、道具が破損した際の修理代、買い替えにかかる予定外の出費もありません。
運動会新時代到来?!いま、運動会備品のレンタルがオススメの理由
運動会の道具レンタルは、新型コロナウイルスの影響で、ソーシャルディスタンスが保てる競技が選ばれるようになりました。
例えば、綱引きでも「十字綱」は距離を取りながら4チームが同時に綱引きができます。午前中開催などの時短+感染対策競技としてオススメです。 また、長さが2mもある大型のジャンボバトンは、通常のバトンパスで発生してしまう密を避けることができ、インパクトもあり、とても人気です。
この他にも、騎馬戦や組体操、棒倒しが安全面の理由から行わない学校が増え、これまで運動会であたりまえだった競技が撤廃されたり、形を変えて残ったり、運動会のプログラムは大きな変化を見せています。運動会の道具を購入して長く使うのではなく、これからの運動会の形に合わせて、上手にレンタル品を利用することをオススメします。
まとめ
今回の記事では、運動会の道具を点検する際のチェックポイントから、道具を購入した場合のメリットと、レンタル品のメリットについてもご紹介しました。
購入とレンタルのそれぞれのメリットを比較していただき、楽しく思い出に残る運動会を開催していただければうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。