VOICES
お客様の声

2025年6月、法政大学から約50名の留学生が、弊社の学校体験サービス「君ノ高校」にお越しくださいました。
「君ノ高校」は、2023年11月より千葉県君津市の廃校キャンプ場「CAMPiece君津」でスタートした、インバウンド向けの昭和レトロな学校体験サービスです。参加者は制服に着替え、教室での授業や給食、さらには運動会まで、1日を通して日本の学校生活をリアルに体験することができます。
今回は、法政大学グローバル教育センター事務部 国際交流課の伊藤寛明様に、「なぜ君ノ高校を選んだのか」「参加してみてのご感想」などを伺いました。
※以下、敬称略させていただきます
Q.留学生は、日本にどのような学びをしに来たのでしょうか?
伊藤
留学生は2週間という短期間で日本語や日本文化を体験するために来日しました。浅草で浴衣を着ての散策、日本庭園の見学やアニメのアフレコ体験なども行いました。
Q.なぜ『君ノ高校』での体験を選んでいただいたのでしょうか?
伊藤
これまで短期受入プログラムでは、和太鼓、和菓子作り、餅つきなど様々な体験を実施してきました。いずれも日本らしい体験ではあるのですが、個人ワークになりがちな体験が多かったため、多くの学生が一度に参加・学んでいるという大学の特徴を活かしきれていませんでした。
そんな中、メディアで君ノ高校が取材されているところを拝見し、留学生にこれまでにない体験を提供できると確信しました。また、本学のプログラムの中でアニメのアフレコ体験を実施していましたが、アニメをきっかけに日本文化に興味を持つ留学生も多かったため、実施を決めました。
目的は、アニメの中で見るような日本の高校生活を体験するためです。また、給食、制服、運動会、卒業式など学校ならではの日本語の語彙を学ぶきっかけにもなりました。

Q.選定いただく際、ご不安に思われたことはありましたか?
伊藤
少々離れた場所での体験ということもあり、まず想定時間内でどれほどコンテンツを入れられるかという懸念はありましたが、素晴らしいプログラムをご提案頂きました。また、初めての試みだったため留学生の思い出に残るプログラムになるかという不安がありましたが、留学生からはとても楽しかったという意見が多く、実施して良かったと思っています。

今回は、参加人数に合わせ2つの教室を使い、それぞれのクラスに担任役を配置しました。
また、観光バスでお越しいただくため、道路事情もあり、プログラムの始まる時間、終了時間など、通常の時間割ではなくご要望に合わせてアレンジさせていただきました。
Q.アレンジする上で重視された点を教えてください
伊藤
観光バスを利用しての参加のため、まずは帰着時間を設定しその時間内で実施可能なプログラムを相談させていただきました。本学のプログラムの中で実施する体験、例えば浴衣や昔の遊び体験などは省いて頂き、特に大学で実施が難しい給食や運動会を中心にプログラムをアレンジしていただきました。


留学生の皆様の感想
・日本の学生がどのように生活しているかを知ることができた。
・プログラムを通じて日本の学校を知ると共に、他の学生との交流をすることができた。
・カレーライスがとてもおいしく、みんなと一緒に運動会に参加した雰囲気が最高でした!
・アニメやドラマの中で見たことある高校の生活などが体験できて面白かった。
Q.当初の目的を達成できましたでしょうか?
観光地に行くことは個人旅行者にとって容易にできますが、互いにコミュニケーションを取りながら日本の文化を体験できることが、団体として参加することの強みだと思っています。今回の体験を通じて、改めてお互いに関わり合いながら体験することの大切さを改めて感じましたし、当初の目的を達成することができました。

Q.他大学・専門学校へのおすすめポイントは?
素晴らしい雰囲気の校舎で上履きを履き、制服に着替え、給食などを体験することは校内では難しいですし、パッケージとして提供いただけてとても助かりました。また、特に協同性を育むことができる運動会は、短期滞在の学生にとって素晴らしい経験になったと思います。
伊藤様、今回は貴重なお話をありがとうございました。
法政大学様のグローバル教育への熱心な取り組みと、君ノ高校での体験が留学生の皆さんの心に深く響いたことが伝わってきました。これからも、未来を担う若者たちの国際交流がより豊かになるよう、君ノ高校は学びの場の提供に努めてまいります。
日本の学校体験「君ノ高校」では、皆様のご要望に合わせて、オリジナルのプログラムをご提供しております。外国人だけでなく、日本人の英会話の体験プログラムとしてもご利用いただけます。ぜひ、ご相談ください。
◉君ノ高校の公式サイトはこちら