2013.12.12
カローラ三重グループ様

期待するのは、温かい関係構築が業績に及ぼす好影響

カローラ三重グループ

期待するのは、温かい関係構築が業績に及ぼす好影響

まず、運動会をすることになった経緯をお聞かせください。

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長谷川 : これまでは長い間、ソフトボール大会をやっていました。もう、40回ほどになりますでしょうか。ただ、天候に左右され、雨で試合が流れたことが何度かありました。
そこで、社長が「屋内でできる運動会にしたらどうか」と進言されたのがきっかけです。
その前提には「全員が参加できるもの」という条件がありました。ソフトボール大会も全店舗参加の形をとっていましたが、大会のも終盤となると準決勝に進出した4チームしか残っていません。
負けたチームは試合終了とともに家路につきます。集まるのも帰るのもバラバラで、閉会式は何か寂しいものがありました。
また、ソフトボールには得意不得意もありますので、誰もが参加できるものと考えた結果が運動会でした。

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実際に運動会を終えられて、感想はいかがですか?

長谷川 : 全グループが一堂に揃ったのは初めての試みでしたので、画期的なイベントでした。
ソフトボールと違い、全員が集まり、性別や年齢を問わず楽しめたのがよかったですね。
今回は少なくとも1人が3種目に出場しました。そのせいか、「参加して良かった」「楽しかった」「盛り上がった」という意見が多かったと思います。
今回はMIXチームで行いましたが、競争心を一層高めるためにチーム分け方法を店舗別にしたらどうかという意見も出ています。

古川 : 実は当社はイベントが多く、全グループが集まる決起大会やサーキット場を借り切って行う“燃費競争”などを催しています。
決起大会はレクリエーションではありませんし、燃費競争は参加者がドライバーに限られ、ほとんどの人は観客です。
全員が集まり、参加するレクリエーションは今回が初めてかもしれません。そのせいか、大いに盛り上がりました。

運動会によって得られたものや開催の効果はいかがでしたか?

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長谷川 : MIXチームにしたことで、店舗の枠を超え、良いコミュニケーションの場をつくってくれました。
店長やマネージャークラス以外は、普段ほかの店舗の人と話す機会がなく、コミュニケーションはありませんからね。
リレーでは「あいつは速い」などチーム間で話が盛り上がったようですし、初めての人ともチーム戦略などで会話をしなければいけませんでしたので、有意義なコミュニケーションの場になったと思います。

古川 : 思わぬ波及効果もあります。
これまでのソフトボール大会は勝ち進んで最後まで残らない限り、ただ御飯を食べて帰っていくだけのイベントでした。だから、全体としては関心がそんなに高くなかったというのが実情です。
でも、なかには真剣にソフトボールをしたいという人達がいるのも事実です。
「それなら、野球部をつくったら?」ということになり、運動会が終わってからグループ内で野球部が創設されました。
いまでは社会人の草野球大会に参加し、会社もその活動をバックアップしています。部員は既に40人ほどおり、レギュラーをとるのも大変です。

店舗の枠を超えた交流が、本業で良い効果を生むことがあるのでしょうか?

古川 : ある、ある、それはありますよ。一体感は大切です。
普段は電話の声だけしか聴いたことがないと何か物足りない感じがしますが、対面でのコミュニケーションが取れて温かい関係が築ければ、業績にも響きます。
そういう意味では、運動会によって一体感が築けたことは大きいと思います。
全員が同じ方向を向き、ひとつのことを成し遂げる。大きなコミュニケーションの場が持てました。

自動車業界は業績がいいようですが、運動会がさらに売上を伸ばす原動力になるといいですね。

長谷川 : 来年、消費税が上がります。でも、みんなでがんばろうね!という気持ちを持てたとすれば、成功だと思います。

運動会を開催するにあたり、工夫された点を教えてください。

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長谷川 : 優勝賞品の松坂牛を筆頭に、「ありがとう」という意味も込めて、全員が賞品をもらえるよう会社側で調整しました。
結果、「賞品がもらえてうれしかった」「賞品でもらったお米が結構おいしかった」など、感謝の声も届いています。
「休みなのに、わざわざ運動会に行かなければならないのか・・・」と思った社員もいたとは思いますが、こちらの気持ちも伝わったようなのでよかったです。

運動会屋にご依頼いただいた理由を教えてください。

長谷川 : 運動会はこちらも初めての試みでしたので、絶対に失敗は許されない状況でした。
複数社お話を聞きましたが、実施会場での運営経験もあり、その運動会を成功に導いている実績を評価し、依頼させてもらいました。

「もしかすると内製になるかもしれない」とも言っていたので、内心心配しておりました。

古川 : 実際に本番を経験した感想として、私たちが自前で運営するのはやはり無理でしたね。
企画も運営も適正で見事でした。
初めてですのでフィロソフィがなく、お願いして正解でした。

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いえいえ、皆様のご協力があればこそです。次回開催するなら今度はこんな運動会にしたいというご希望はありますか?

長谷川 : 今回は初めてでしたので、何もかもが新鮮でした。
ただ、2回目ともなると飽きられてしまわないか心配です。競技種目を見直し、新鮮さを保っていきたいですね。
そして、今回以上にコミュニケーションを深められ、なおかつ競技性が高く、満足のいく運営を心掛けたいと思います。

ありがとうござました。来年はさらに良い運動会を実施できますよう頑張ります!<了>

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