2024.01.29
社内運動会

今の運動会はここが変わった!トレンドを取り入れてイマドキの社内運動会に!

学校行事だけでなく、社内イベントとしても開催される運動会。

ひと昔前までは古くささが感じられ、取りやめる企業も相次いでいましたが、昨今はコロナ禍を経て運動会の形式が変化し、より多様なコミュニケーションが実現できるイベントになっています。

そこで今回は、近年の運動会の変化に合わせて、取り入れたい競技種目をご紹介します。

これから社内運動会を企画しようとしている方や、社内運動会の担当になった方は、ぜひ参考にしてみてください。

変わりつつある昨今の運動会

まずは、昨今の運動会がどのように変化しているのかを解説します。

開催時期が不定期に

1966年に国民の休日として制定された、10月10日の「体育の日」。

「体育の日=運動会」と考える方も多いと思いますが、近年の運動会は開催時期が不定期になっています。

その理由は企業によってさまざまですが、不定期に運動会を開催することで、以下のようなメリットがあります。

●熱中症のリスク回避

●繁忙期の作業負担を軽減

●チームの混乱期や統一期における結束力の強化

このように、運動会の開催時期を不定期にすれば、運動会の準備に専念できるようになり、高いパフォーマンスが得られるようになります。

個人競技に順位をつけない

当時は当たり前のように順位づけしていた運動会の個人競技ですが、若い世代は順位づけに劣等感を抱き、順位をつけられることでやる気を失うこともあるので、個人競技に順位をつけない運動会もあります。

個人競技に順位をつけなければ、どの参加者も運動会の競技を楽しめ、競技を通して企業が掲げる課題を達成しやすくなります。

危険をともなう競技は行わない

今の運動会は社員全員が参加する形式を重視しているため、危険をともなう競技は基本的に行わない傾向があります。

万一、体力的に難しい参加者を強引に競技に加えてケガをさせてしまったら、事業運営に大きな支障がでてしまいます。

このようなリスクを回避するため、社内運動会を開催する際は参加者が安心・安全に参加できる仕組みを考える必要があります。

簡単でユニークな競技が人気

運動会は昔からの定番競技も人気がありますが、現代は誰も経験したことがなく、定番の運動会では実施されない、見た目や内容がユニークな競技が人気となっています。

また、大人向けの運動会は子供の運動会と異なり、仕事との兼ね合いでなかなか競技の練習時間が取れないので、誰でもすぐに理解できる簡単なルールの競技が求められています。

そのため、競技を企画する際は、競技のルールがシンプルで「この競技ならやってみたい」と参加者に思わせるのが重要となってきます。

オンラインによる開催が可能に

コロナ禍を経て、運動会をオンラインで開催する企業も年々増えています。

オンライン運動会を開催することで、企業は以下のようなメリットがあります。

●開催場所を選ばなくてよい

●予算を削減できる

●オンラインならではの競技や豪華な演出ができる

●中止のリスクが小さい

オンラインだとリアルな運動会を楽しめないと思う方もいるかもしれませんが、オンライン運動会はリアルでは演出できない新しい競技を楽しめるのが大きな魅力となっています。

今の運動会に求められるポイント

ここからは、今の運動会に求められる3つのポイントを解説します。

●勝敗よりも成果を重視する

●チーム力やコミュニケーションが培われる競技にする

●運動が得意ではない参加者も楽しめる競技にする

勝敗よりも成果を重視する

社内運動会を開催する目的は「勝敗」ではなく、コミュニケーションの活性化やチームワークの向上を目的とした「成果」です。

成果のある競技をやり遂げることで、社員は達成感を得られ、今後の業務のモチベーションアップにもつながるでしょう。

チーム力やコミュニケーションが培われる競技にする

同じ職場であっても、仕事中は忙しくてなかなか積極的にコミュニケーションが取れない部署もあります。

そのため、社内運動会ではチーム力やコミュニケーションが培われる競技を積極的に取り入れて、ひとりでも多くの参加者とコミュニケーションが取れる機会を作りましょう。

運動が得意ではない参加者も楽しめる競技にする

運動が得意でない方は、人前で運動するのに抵抗を感じることがあります。

社内運動会では運動能力で結果が決まる競技はできるだけ取り除き、運動が得意ではない参加者も楽しめる「運要素」や「男女混合」の競技を積極的に取り入れましょう。

「イマドキ」の社内運動会に取り入れたい人気種目

近年の運動会の変化に合わせて、人気の競技種目にも変化が起きています。

ここでは、社内運動会に取り入れたい「イマドキ」の人気種目を3つご紹介します。

●バブルボール系

●遊具系

●頭脳系

バブルボール系

社内運動会の競技種目でも、最近特に注目を集めているのが、バブルボールを使った競技です。

バブルボールとは、空気の入ったボールの中に人間が入って、ボール人間としてスポーツを楽しみます。

バブルボールの使い方はシンプルですが、遊び方は無限大で、社内運動会では以下のような競技種目が人気です。

●バブルサッカー

●バブル相撲

●バブルロワイヤル

●バブルリレー

●バブル転がし競争

●バブル玉入れ

●バブル逆立ち競争

●バブル騎馬戦

バブルボール系競技は、動きづらいバブルボールに入った状態で勝敗を競うので、運動神経の良し悪しや年齢性別関係なく楽しめるのが魅力となっています。

遊具系

遊具系の競技は、通常よりも大きい遊具を使ったり、ルールをアレンジしたものが盛り上がります。

社内運動会で実施されたユニークな遊具系競技種目には、以下のようなものがあります。

●エアラダーリレー

●ビッグバトンリレー

●ビッグラケットリレー

●ホッピング競争

●ゾーブボールリレー

●ふわふわリングバトル

●ホバーボールショット

●ビッグボーリング

●恐竜レース

いつも通りの方法では簡単に勝つことができないので、チームメイトとのコミュニケーションや戦略要素も必要となってきます。

頭脳系

頭脳系の競技は、コミュニケーション活性化を目的に身体と頭をフルに使って、思考力や集中力、洞察力、判断力などを磨きます。

頭脳系の競技種目で人気が高いものには、次のようなものがあります。

●戦略綱引き

●フットダーツ

●ジャイアントコーンホール

●ビッグパズル競争

●靴下玉入れ

●〇×クイズ

●ジャングルサバイバル

また、頭脳系競技は精神力や忍耐力も鍛えられるので、人間力の育成にも効果があります。

競技・種目選びに迷ったらプロに相談!

社内運動会の開催はさまざまなメリットがありますが、実際に企画や運営をすると想像以上に手間や時間がかかってしまいます。

特に、はじめて社内運動会を開催する企業は、競技や種目選びに労力をかけすぎて、イベントの完成度が低くなる可能性もあります。

このようなリスクを回避したいのであれば、社内運動会を扱っているプロのイベント会社に相談するのがおすすめです。

イベント運営のプロに業務を任せれば、効果的な社内イベントを効率的に行えるので、ぜひ検討してみてください。

まとめ

イマドキの運動会に求められるものと、取り入れたい競技種目を解説しました。

時代の流れと共に運動会のあり方も多様化していますが、社内運動会では参加者が社内運動会に対する関心を高め、企業が抱える課題を前向きに解決するのが重要です。

これから社内運動会を担当する方は、本記事で紹介したユニークな競技種目を参考にして、実りある社内運動会を開催していきましょう。

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