2020.05.19
元気が出る1分コラム

メンバーの気持ちに「熱意」を灯す

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.13

京セラの創業者、稲森和夫氏の、人生や仕事の結果は「考え方×熱意×能力」であるというフィロソフィーはとても有名です。かけ算なので、能力に頼り、努力を怠った人より、必死に熱意をもって努力した人の方が、より大きな、良い結果を残すことができる。

では、この「熱意」は、どこから生まれるのでしょうか?

とある人が日本のビジネスマンを「積極的に受け身で仕事をする」と言ったそうです。いま、これが、むしろ良いことであると思われている感すらあります。

内発的動機について、自分の行動を自分で決めるという「自己決定」とその行動の結果、自分が役に立っていることを認識できる「有能感」が重要であると言われています。

「熱意」を生むためには、自分の意思が尊重され、その結果がフィードバックされる組織の仕組み作りが重要です。

この仕組みを活かすためにも、メンバーの気持ちに「熱意」を灯すことが必要です。そのために、自分の所属する組織の目指すビジョンを理解・共有し、そして、自分個人のビジョンに気づき、組織のビジョンと重ねていく場を作ることが必要なのだと思います。この過程を経て、その組織の“組織文化”が生まれていきます。

この記事を書いた人
遠藤 直哉

ファシリテーター

遠藤 直哉

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